【 ル・マンの会とは? 】


  私たち"ル・マンの会"は、主に1/43スケールのモデルカー制作を趣味とする人間の集まりです。

  今を遡ること15年前、板橋のミニカーショップ・フジヤを母体として自然発生し、2000年の静岡ホビーショーを機に“もっときちんとした形で活動しようよ”という現会長のひと声でフジヤから独立しました。

 現在の会員数は東京・埼玉・神奈川を中心に20名。
 年に5〜6回の例会を開いて作品の鑑賞や情報交換を行っている・・と書くと聞こえは良いですが、実際には刺身や鍋をつつき、お酒を酌み交わしながら、作りかけの模型を見せあったり、手に入れたばかりのキットを自慢したりと、交流を楽しんでいます。


 会員は随時募集しています。
 こちらからお気軽にお問い合わせ下さい。


【 ル・マン会の歴史について 】


 発足は1990年6月23日 東京は板橋にあるモデルカーショップ「フジヤ」さんで、お店の常連さんを集めて懇親会を行ったのが始まりです。  最初は皆さんでルマン出場車を持ち寄りました。
 その当時のモデルアートやモデルカーレーザーズ創刊号に紹介していただいていますので、興味のある方はご覧ください。
        ※注:モデルカーレーサーズの記事は、作品と作者との紐付にかなり誤りがあります。

 その後は年に一度、6月に開催される「ル・マン24時間レース」開催の翌週にフジヤさんに集まるという形で…と、毎年欠かさず続き、語り足りないと二次会として近所の居酒屋で集い語り合いました。

  それが縁で今でも「ル・マンの会」はその居酒屋で定例会を続いています。

 持ち寄る作品は、当初ル・マン出場車だけでしたが、年を経るごとに、人が増えるごとに縛りが緩くなり、箱車なら…、F1でも…
と、様々なジャンルのクルマが集まり始めました。

  発足当時「ル・マンの会」という名称は、モデラーズクラブというものではなく、懇親会の名称という位置づけだったように思います。
  その後はフジヤさんのご厚意により、会場提供や参加者への連絡等のご協力頂いていたので「フジヤ・ルマンの会」と名乗っていました。

 静岡ホビーショーに出展し始めたきっかけは、1996年 フジヤが「1995年のル・マン24時間 スターティンググリッド」を展示する企画に協力したのが始まりでした。
 会に来られていないお客さんも含め、抽選で作る車種を決め、フジヤさんからキットを格安で提供してもらい頑張って作ったものです。
 この企画は、当時のモデルカーズに全車掲載して頂きましたので、お持ちの方は調べてみて下さい。

  その後、ここは記憶がちょっと曖昧なのですが、96年か97年にフェラーリをテーマに出展していると思います。

  1999年には「1998年のル・マン24時間 ダンロップブリッジ」を展示しました。
  同年秋に開催された、ネコ・ヒストリックカー・フェスティバル(於:ツインリンクもてぎ)のモデルカーズコンテストにはロータスをテーマに出展しました。
 これも当時のモデルカーズ誌に掲載されています。 歴代ロータスがずらりと並んだ様は中々壮観だったと自負しておりましたが、あまりに的外れな辛口論評に皆で憤慨したものです。

  2000年にはフジヤさんから独立する形で静岡ホビーショー合同展示会に参加するようになり、前出のテーマ『ロータス』を展示会にも出展しました。
 そのころから、ミーティングは年1回ではなく数回行われるようになり、なんとなくモデラーズクラブらしくなって行きました。

 その後は、「マルティニカラー」や「Cカー」、「オープン2シーター」など毎年テーマを決めて出展し、ここ数年は周年行事以外に特段テーマを決めず、各会員の自慢の新作を展示するようになり、現在に至っています。
  この間、非会員の方々にも素晴らしい作品をご提供いただき展示させていただくことも多々ありました。ご協力頂いた皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。


  なお、20周年は2010年6月ということになるのですが、第1回ミーティングを1年目として、20回目のル・マン後のミーティングの行う予定の2009年に20周年と詠ってしまいました。
 2005年に15周年(テーマはル・マン優勝者)と言いながら2009年が20周年(テーマはタバコスポンサー)となっているのはそのためです。


  ということで25周年(存続することを願います)は、2015年にテーマを決めての展示となります。

 
  じっくり思いだして調べれば、もっと色々楽しい出来事があったと思いますが、追々加筆していければと思います。

 

2011年6月  ルマンの会 副会長 安栄 信男